モバイル端末の高速通信化に伴う技術側面から見る分析 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成19年度卒業研究概要集] [平成19年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
安岡 広志 ゼミ 平成19年度卒業論文
モバイル端末の高速通信化に伴う技術側面から見る分析
加藤 良輔

近年、携帯電話端末のインフラ整備が急速に進み、日進月歩で進化する携帯端末の性能に対応したコンテンツが普及しはじめている。3.5世代端末の登場により通信速度が格段に上り、インターネットコンテンツがADSLをはじめとしたブロードバンド化によって急速に発展した様に、携帯端末向けのコンテンツも様変わりしていくと予想される。

本論分ではモバイルブロードバンド技術の推移、既存の携帯コンテンツを調査し、携帯端末の高速通信化に伴うコンテンツの現状と今後の問題点を明らかにするとともに、今後モバイルブロードバンドが定着する時代の携帯端末および携帯コンテンツの展望を検討した。

第一章では、研究の背景や目的を述べる。

第二章では、これまでの携帯電話端末の通信規格の推移である、第一世代端末から第三世代端末までの概要を述べ、今後普及すると思われる第三・五世代携帯電話の現状を述べる。

第三章では、携帯コンテンツの現状や、FlashLite3.0を中心に高速通信化してゆく携帯コンテンツがどのように変貌するかを検討する。

第四章では、携帯端末に関係した将来の動向を調査するとともに、それに付随して携帯電話端末およびPDA端末のOSや使用を調査をおこなった。

第五章では、それまでに調査した内容を考慮し、携帯端末とコンテンツの将来を検討した。