中国のIT市場-著作権 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成19年度卒業研究概要集] [平成19年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
笹間 宏 ゼミ 平成19年度卒業論文
中国のIT市場-著作権
朴 基元

中国のIT市場で存在する著作権の問題について研究した。研究することによって、中国のネット上での著作権侵害は膨大でロシアに次で著作権を無視する国だという点をわかった。そして、中国はネット上だけではなく、一般的に日常生活でも多くの著作権侵害が出でいることもわかった。こういう著作権侵害問題について、中国政府が以前は放置したままで、管理しなかったことがわかった。中国にも著作権に関する法律があるが、法律は充実していないし、また、専門に著作権を取り締まる機関もなかったことがわかった。それから、中国は文化的な背景、そして習慣、貧乏、など等様々なことが著作権侵害と関することがわかった。中国政府は近年世界舞台での活躍し、そしてWTOなどの国際機関への加入は、中国に著作権の問題の重要性と、その解決を認識させた。よって、中国は旧の中国の著作権に関する法律を元に、各先進国から著作権に関する法律を学びながら、新しい著作権法律を作り出すように努力している。反発する人もいるし、賛成する人もいるが、8割の人は反発した。よって、中国ネット上での著作権侵害問題を含めて、中国全体の著作権侵害問題を解決するには、膨大な物力、人力、財力などが必要だと予想される。中国の著作権侵害の問題を解決できるかできないかは、中国が続けて国際舞台で活躍できるかできないかとの重要な鍵だと思う。著作権問題は中国における重大な問題だということがわかった。