バナー広告のデザイン評価と制作 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成19年度卒業研究概要集] [平成19年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
笹間 宏 ゼミ 平成19年度卒業論文
バナー広告のデザイン評価と制作
大久保 裕貴

本研究では、デザイン的にどのようなバナーが好まれるかを独自のバナーを制作し、アンケート調査によって検証する。まず、既存のWEB上のバナー(主に有名サイトのバナー)が視覚的に効果を出しているか(主に色彩など)文献を参考にデザイン調査し作った。そのデザイン調査を基に仮説をたて、研究室のバナーとして制作を行う。広告のサイズを拡大縮小といった幾何学変換を容易に行うことができるFLASHを用いたものが増えてるが、限定的に単純な静止画において、幅200×高さ40ピクセルのバナーを対象とした研究を行った。上記の文であるように企業のバナーのデザインを調査したところ「バナーはシンプルなロゴマークが良い」「情報系には寒色系のイメージが合う」「認識性の高いデザインが良い」といった仮説が出来上がった。その仮説を検証するために、ドット用いたデザインのバナーを2種類、ゼミのイメージに沿って「ディスプレイデザイン」と「猫デザイン」制作。そして、「ディスプレイデザイン」と「猫デザイン」の色合い変えたバナーを4種類ずつ製作し、合計八種類のバナーを制作。なお、SD法の方法のアンケートをとり、アンケート調査はWEB上で二回行い、合計で足した点数を調査した人数で割り平均の点数を出し、八種類のバナーの折れ線グラフにし検証を行った。上記の結果から良いバナーを制作場合「バナーはシンプルなロゴマークが良い」「認識性の高いデザインが良い」「イメージに合うバナーが良い」「暖色系を使ったほうが良い」といった点をふまえて制作したほうが良いと言う結論となった。