現代、ゲームはとても身近なものとなっています。アーケードゲームや家庭用ゲームはもちろん、パソコンや携帯電話、携帯用ゲーム機など、ゲームは様々なメディアを通じて普及してきています。最近では脳トレーニングゲームなど、大人にターゲットを絞ったコンテンツが普及してきたことにより、子どもから大人まで幅広い層の人がゲームに触れる機会が増えてきています。では、これらのゲームはどのようにして作られているのだろうか。
この論文では、チームでアドベンチャーゲームというジャンルのゲームを制作していきながら、企画から制作、販売というゲーム制作の流れを実際に体験し、ゲームを作る際の注意点や感じたことなどを述べていきます。制作内容として主に担当したイラストレーターについて書いています。次に実際に作成したゲームの試作品をイベントにて配布をした際の感想などを述べています。最終的には皆でひとつのゲームを完成させることを目標に制作をしてきました。