スポーツの世界大会に潜む危険性とその回避についての考察 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成19年度卒業研究概要集] [平成19年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
石塚 省二 ゼミ 平成19年度卒業論文
スポーツの世界大会に潜む危険性とその回避についての考察
江部 卓未

オリンピックやサッカーのワールドカップなど、スポーツの国際大会には、その開催国外から多くの観光客がやってくる。しかし、自国とは違い異国の文化圏では何かと勝手が違ってくるために、何かしらのトラブルに見舞われる確率が高くなってくると推測される。

特に2008年開催予定の北京オリンピックは衛生面や環境問題等、開催までに様々な問題が挙げられている大会であり、また2010年に開催予定の2010FIFAワールドカップは開催国が南アフリカであり、スタジアムのある都市の中には、世界最悪の犯罪都市とまで言われているヨハネスブルグがあるなど、治安的に見ても不安要素が拭い去れないような大会である。

このような国に予備知識も梨に飛び込むのはほぼ自殺行為と取れなくもない行動である。それでも行こうとするならば、我々はどのような準備が必要だろうか。どのようにすればトラブルを回避する事が出来るだろうか。

本論分では主に上記二大会を軸に、以前開催されたスポーツ大会において実際にあった事件などから、起こるであろうトラブルを事前に予測し、どのように行動するのがいいかを割り出したいと思う。