毎年、大晦日の12月31日の夜に日本放送協会(NHK)が放送する音楽番組がある。それが、『NHK紅白歌合戦』である。
第1回目の放送から近年の放送に至るまで、日本のテレビ界の歴史に残る様々な出来事や記録を残してきた。記念すべき第1回目の放送は、1951年1月3日で、現代のように大晦日の夜の時間帯の放送ではなかったのだ。
番組がスタートした当初は、『NHK紅白歌合戦』に出場することが歌手のステータスであり、長年にわたる夢の舞台でもあった。また、毎年、テレビの視聴率が高視聴率を記録することで有名である。1960年代には、80%以上を記録し、その時代に大きな衝撃を与えた。そして、番組の内容の豊富さは1年を締めくくるにふさわしいという声が多く、世代を超えた人気を獲得してきた。
こうして放送回数を重ね、"国民的番組"という呼び名を生んだ『NHK紅白歌合戦』、怪物番組の始まりであった。
私が、このテーマを選んだのは、年少時代から家族全員で大晦日の夜にテレビで見ていた番組が、『NHK紅白歌合戦』で、家族の年末の恒例となっていたのだ。
私は、小学5年生の頃から今もずっと国民的人気を誇っているアイドルグループ"SMAP"の大ファンなのである。彼らが出場しているからずっと見続けているともいえる。『NHK紅白歌合戦』を見てこそ、私の1年は無事に終わることができ、晴れて新しい年を迎えられる気がするのだ。
私にとって大きな意味を持つテレビ番組『NHK紅白歌合戦』について追及していくことにした。