高度情報化社会における人間関係の考察-集団生活の中で生きる- [東京情報大学] [情報文化学科] [平成18年度卒業研究概要集] [平成18年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
安岡 広志 ゼミ 平成18年度卒業論文
高度情報化社会における人間関係の考察-集団生活の中で生きる-
小飯塚 美絵

現在の情報化社会において通信機器の普及に伴いインターネットが当たり前のように使用されるようになった。これにより、私たちは希薄な人間関係になりつつある。そんななか、私たちは日常のなかで、常に誰かと関わり合って日々を生活している。誰もが学校や職場という集団の中で生きていくことになるのだ。

人は十人十色と言う様に、容姿、性格、思想、趣味も同じ人は存在しない。だから、お互いの気持ちを伝えるための手段であるコミュニケーションが大切なのだ。家族や身内をはじめとするたくさんの人と係わり合い、お互いを助け合いながら生きていく。だが、ときには立場や状況、感情から相手を裏切ったり、誤解されてしまったり、信じられなくなってしまうことも少なくない。それに伴い、人間関係による悩みやストレスを抱える人も多いだろう。そんななかで自分の存在を確立し、自己を高めていくのではないか。また、最近ではインターネットの普及によりブログなどの自分を表現できる場所が誰でも簡単に作れるようになった。このようにそれぞれに一つ一つの出会いがあり、そこで築き上げられる人間関係を通して、色々なことを学んでいく。ここでは自分と他人の関わり、つまり人間関係について論じていく。

第一章では自分・他者を知ることについて考えていく。第二章では第一印象をテーマに、何がみられているのか、第一印象のイメージはいつまで続くのかといったことを探っていく。第三章では本題でもある人間関係の築き方やそのときの心情による人間関係の変化などについて論じていく。