秋葉原とオタク-メディアによる秋葉原の変化- [東京情報大学] [情報文化学科] [平成18年度卒業研究概要集] [平成18年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
富山 英彦 ゼミ 平成18年度卒業論文
秋葉原とオタク-メディアによる秋葉原の変化-
長岡 嗣久

近年、テレビなどのメディアから「秋葉原」「オタク」「萌え」という情報が伝えられ、これらの情報を良く見るようになった。このメディアから送られる情報は全てが正しいものでは当然なく、偏見的に伝えられている所は多々ある。論文では参考図書などのデータを参考にし、具体的に秋葉原とオタクの特徴などを見ていく。

章ごとにテーマを分け、秋葉原の歴史から始め、どのように萌え文化が現れて行ったのか、またオタク達の思想をピックアップする。最後に今まで秋葉原に集まるのは、ほとんどがオタク的趣味を持つ人達だったのだが、メディアで大きく秋葉原が取り上げられたこともあり、今まで興味がなかった人達も秋葉原に集まるようになった。これら社会が与えた秋葉原の変化も見ていく。秋葉原という街は特殊で、オタクの趣味をきっかけに街が変化して行ったのだが、メディアの情報によって、また大きく街が変わりつつある。この街の変化には大変興味深いものがあり、これらのテーマを中心として論じる。