目次構成
序章 はじめに
一章 写真とは何か
一節 写真の歴史
二節 カメラの構成と写真ができるまで
三節 モノクロフィルムとカラーフィルム
二章 モノクロテレビとモノクロ写真
一節 テレビと写真
二節 現代のモノクロ写真とテレビの方向性の違い
三章 アートとしてのモノクロ写真
一節 広告からみるモノクロ写真
二節 モノクロ写真が人に与える影響
四章 色あせない記憶
一節 モノクロームの世界
終章 おわりに
引用・参考文献
はじめに
私がこのテーマで卒業論文を書こうと思いついたのは、日頃から写真を撮る事を趣味にしているからです。
そしてなぜモノクロなのかというと、ある時にモノクロの写真を見て、今でもモノクロ写真は他の色鮮やかで鮮明な写真と比べても見劣りすることなくその個性を主張できている事に感動し、興味を持ったからです。
写真の歴史は160年にも及び、技術力の進歩によってモノクロからカラーへと時代の変遷もありました。モノクロという表現方法はその時々、その瞬間を写し出してきました。そしてカラー写真の登場によってその瞬間は色彩をもち、よりリアルなものへと変わっていったのです。
しかし、それでもモノクロは消えることが無かったのです。それはいったいなぜなのか。どうしてモノクロの表現方法は今でも愛され続けているのか。それを解明したくこの論文を書いていく。