ファッションの流行とその移り変わりについて-60年代から現代にかけて- [東京情報大学] [情報文化学科] [平成18年度卒業研究概要集] [平成18年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
富山 英彦 ゼミ 平成18年度卒業論文
ファッションの流行とその移り変わりについて-60年代から現代にかけて-
石崎 喜子

日々様々な形を世に映すファッション。私自身ファッションにとても興味があり、普段から気にとめている分野である。特に服飾としてのファッションにおいて、ふと自分の母が昔着ていたような時代の服が、現代にもまた流行って着ているような現象があることに気がついた。

そこで、日本のファッションの原点とも言われる60年代から現代に至るまで、20代の女性を対象としてどのようなファッションが流行となったのか。また、その中で現代にも継がれているものがあるのかどうか。そしてその歴史的背景に何か関係があるのかどうかが気になり、このテーマについて論じることにした。

そこでまず第1章では、本論を論じるうえで重要なファッションそのものについて共通の意識を持ち、ファッションを論じるうえでかかせないモードについて論じる。

つづいて第2章では、日本のファッションにおいて転換期と言われる60年代について、またその後の展開について60年代、80年代、90年代の3つの波に分けて論じていく。

第3章では、参考資料である『トップ68人の証言でつづる 20世紀 日本のファッション』という書籍を元に、60年代から現代までの歴史的背景と流行などをピックアップし作った年表より、現代ファッションの一般的特徴として60年代、70年代、80年代に分けて論じていく。

そして第4章では、女性ファッション誌の『non-no』を例に、創刊から現代までの実際に誌面に取り上げられていたファッションや、その特徴をピックアップし作った年表より、実際の現代のファッションとして表現する。また3章との比較をしていく。

最後に終章で、1996年〜2006年の流れと今後のファッションの展開の可能性について論じていく。