三次元空間における感性評価 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成18年度卒業研究概要集] [平成18年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
笹間 宏 ゼミ 平成18年度卒業論文
三次元空間における感性評価
松葉 圭太

最近では、インテリアや設計の会社がCG画像を用いて顧客に具体的なイメージを提供するサービスを行っている。私はそれがどれほどの効果があり、学校の授業で習ったことでも効果が得られるのか興味をもち、学校の授業で使ったCGソフトのShadeを用いて、実際に自分が暮らしている部屋をモデルにしてCG画像を作成した。そして、CG画像で表現する三次元空間において家具の配置や大きさ、色彩、光を変化させることによってどの様な影響を与えるのかを調べるために、自ら作成したCG画像を使ったアンケートを作成し、実施した。そして、アンケートに対して自らの考えや意見を述べ、そのアンケート結果との違いや一致したことについての意見も記載した。結果として、CG画像を用いて三次元空間を表現しそれによって人が感じる開放感や居心地の良さなど、どの様な部屋が快適であるかを知ると同時にCG画像で充分なシミュレーションを行うことが出来ることが確認できた。

課題としては、アンケート作成で答えの選択肢が少なく、詳しい情報を得ることに失敗した。また、私はこの研究において静止画しか作成できなかったが、動画を作成することでより研究としての成果を上げられたはずである。こういった残された課題はあり、改善の余地はある。