今回の研究では、千葉駅周辺の建物の景観評価について取り上げた。その理由は、私自身が普段良く利用するので、千葉駅周辺の建物にはどのようなものがあり、それらの建物について評価をしたらどのような結果になるのだろうと思ったからである。
研究方法は、景観評価でよく使われているSD法(セマンティック・ディファレンシャル法)を参考にして行う。まず、千葉駅周辺の建物の写真をデジタルカメラで数十枚撮影し、その中から評価対象となる建物を選ぶ。その評価対象を使ってアンケートを行い、その結果を集計して建物の評価をする。
今回の研究で、千葉駅にはいろいろな建物があり、それぞれに良いところと悪いところがあるという事がわかった。人によって色や形についていろいろな見方があるということもわかった。
SD法では因子分析を行うのだが、計算が難しく、準備がしっかり出来ていなかったので、因子分析を行うことが出来なかったこと、もっとアンケートに使う画像や評価尺度を考えて決めればよかったというところが残念だった。