マスメディアの報道姿勢 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成18年度卒業研究概要集] [平成18年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
笹間 宏 ゼミ 平成18年度卒業論文
マスメディアの報道姿勢
関 恵一

テレビでニュース番組を見たとき、特に事件や事故といったニュースでは被害者に対して悲しい気持ちになり、加害者に対しては憤りを感じてしまうことはないだろうか。しかしそういった感情を抱いてしまうのはその事象の凶悪さからだけではない。そのニュースの独特な編集、演出による報道の仕方からくる影響であると考えられる。第1章では、私がこのテーマを取り上げた理由とその目的を述べる。第2章ではマスメディアの報道の仕方について、実際に報道された事故のテレビニュースや記事を例に研究の方法を説明する。第3章では私が、報道の仕方に疑問に思う2006年内に起こった代表的な事件・事故。そして1994年に起きた松本サリン事件について分析、検証する。第4章ではこれまで見てきた報道の仕方についてのまとめと、その報道問題についての改善策を私なりの考えを解説する。第5章はこの研究について感想と反省、残された課題、参考文献を明記する。"報道を鵜呑みにしない"は当たり前の時代。しかしそれができない人は今だ多い。今一度マスメディアのあり方、捉え方を見直してみてはどうだろうか。注意して欲しいが、この論文は決してマスコミや番組に対する批判ではない。