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松田 喜好 ゼミ 平成18年度卒業論文
食文化にみる 日本と中国
黄 楠

私は、留学生として日本で五年間ほど住んだので、日本料理を食べたり、勉強したりした。在日留学期間に日本の料理店でアルバイトとしてやっていたので、日本の食生活と比べて論文を書きたいと思う。

日本と中国とは、関係深い隣国であり、日本文化は中国文化より大いに影響を受けて、その影響はすでに日本社会の隅々にまで浸透していると言われる。それは食生活の面においてもいうまでもないことである。たとえば、豆腐を食べたり、お茶を飲んだりするようなことである。しかしながら、日本の食文化の中には、また日本特有な食物づくりの習慣が残されている。それによって、日本式の食文化が作り上げられたのである。

私にとっての日本料理と中華料理の違いとは、一言でいうと、日本料理は総じて、あっさりしたものが主で、しかも食べ物の自然の風味や形などをできるだけ保とうとするところである。

ところが中華料理は、材料の元の形を変えてしまうだけでなく、味も多様な調味料によって分からないようにわざと隠そうとすることが、ひとつの大きな特徴と言えよう。

日中両国の食文化の違いは、おそらく地理的な環境や歴史的な条件などの違いから生じたものだと思われる。

日本の中華料理、本番といっても、何か違う感じする。逆に中国の日本料理も何かおいしいと思う。