「神社の歴史」 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成18年度卒業研究概要集] [平成18年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
松田 喜好 ゼミ 平成18年度卒業論文
「神社の歴史」
伊藤 幸平

神社とは必ず何かしらの神が鎮座しているということ。日本には様々な神がいます。八百万の神をはじめいろんな神が存在するということなので多神教とされています。そもそも神社という建物ができたのは、古墳時代末期6〜7世紀だといわれています。それ以前の時代は神社という建物は存在しなく、石や縄で囲んだものだった。神が飛来してきて、その土地に宿り人々に祭られてきたというものだ。そうするうちに段々と本殿という建物ができ、多くの人々が参拝するというのに至りました。神様とは人間の目には見えず、人々の願いや願望を聞いてくれます。神様は何の要求もしないのにかかわらず、人間は一方的に神様に要求します。しかし、タダではありません。願いを聞いてくれる代わりに人間は、賽銭というお金を支払います。実態のないものに捧げるわけですからやはり精神的に頼っているということになります。今年1年が幸せでありますようにとか、健康でありますようにとか神頼みをするわけです。その他に合格祈願とか安産祈願とかあるようですが、その場合にはその神が鎮座しているといわれる神社に祈願をしにいくというわけです。こういったように人々の生活に隣接しているのが神社というわけです。そしてこれからも人々の生活に深く関わり神を崇め、神と人間が共存していくでしょう。