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松田 喜好 ゼミ 平成18年度卒業論文
日本のアニメーション文化について
石井 直輝

現在、世界的にも注目され日本が誇る産業の一つになったものの中に「アニメーション」。年間80本をも越えるTVアニメが制作され、日本だけでなく海外にも大量に輸出され、世界中で放映されているアニメーションの60%が日本製アニメだと言われている。また劇場用アニメは国内映画興行収入上位のほぼ半分を毎年占めている。ときおりTVなどでしばしば使われる海外から逆輸出されたジャパニメーションという言葉も現在海外では使われず、Animeという言葉そのものが日本のアニメーションを指すまでに定着している。

明冶の終わりに日本に海外から入ってきたアニメが、戦前戦後を通して大きくなり、日本国内だけで現在(2002年度)4719億円もの市場になっている。

少なくとも私たちの世代は幼少の頃から当たり前の様にアニメを見て、触れてきた。では今まで身近に接してきたアニメーションはどの様にして産まれ、どのようにして現在の様な形になったのか。また日本においてこれほどの評価を得る過程には何があったのか。

アニメーションの源流を探り、ディズニーの躍進を調べ、そしてそれがどのように日本へと伝わり影響していったのか。またそこで日本人は何をしていったのかを調べました。