スポーツジャーナリスト 二宮清純とプロ野球改革論 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成18年度卒業研究概要集] [平成18年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
乾 照夫 ゼミ 平成18年度卒業論文
スポーツジャーナリスト 二宮清純とプロ野球改革論
舛永 貴哉

スポーツに関わる色々な話題を独自の切り口で報道するのが、スポーツジャーナリストである。元々その世界で活躍した選手が、引退後の仕事として行うこともあるが、スポーツ新聞やスポーツ関連の書物を出版している会社の記者として就職する道もある。選手や試合を取材し、雑誌の原稿を書いたり、本を出版したりする。この仕事は取材力が重要で、自分なりの興味・関心を追う中で、選手や関係者との人脈を作り、専門知識を身についなければならない、そうした点いえば、数多くいるスポーツジャーナリスト中、私が最も関心があるのは二宮清純である。

日本で多くの人がスポーツ好きである。子供たちの多くがプロの選手になりたいと夢をもち、そうした夢を存続させ、また発展していくためにはどのようなことをしていくべきか。また、スポーツが変われば地域がかわるのでは。地域がかわれば日本もかわるのではないか。若い人から、年配の人、男の人、女の人、誰もがスポーツを楽しむことのできる環境は、誰から与えられ、また私たちひとりひとりが創りあげるものだ。主役は役人とか行政の人たちでもない。

多くのスポーツがあるなかで、ここでは野球を例として取り上げてみたい。