昔の人の考えに見る神社とありかた [東京情報大学] [情報文化学科] [平成18年度卒業研究概要集] [平成18年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
茨木 正治 ゼミ 平成18年度卒業論文
昔の人の考えに見る神社とありかた
移川 慎介

社寺仏閣といえばイメージでは古くて時代がかったところに価値があり崇高と思いがちだが、最近建て替えをしている神社を見かけた。近所の神社を見てみたら意外に新しかった。神社の本殿にシャッターが付いていたり、センサーで反応して点くライトがあったり、鳥居がプラスチック?みたいな作り物の木みたいなもので出来ていたり、防犯ステッカーがついていたり。とても古さやありがたさを感じさせない造りで多少ショックを受けた。

こういう建物は古くからの歴史を大切に保存していて、歴史的な価値があるものだと思っていた。

しかし意外にもそうではなかった。

なぜ新しく建て替えてしまうのか、神社の建物には価値がないのか、また有名な神社もこんな事をしているのか。

そこまで考えてから、自分は神社とはどんなものなのかよくわからないという事に気づいた。何をするところで、何のためにあるのか。漠然と神様がいるという事くらいしか考え付かない。

こんな疑問から始まって神社について調べてみようと思った。