衣服にしても、身の回りのあらゆる物にしても、私たちの生活は「色」なくしてはありえないと思う。ところが、色の性質や効用については、意外と知られていない。色は使い方次第で、物や人の印象を大きく変えてしまうのだ。また、それによって相手の心理を読みとったり、知らずしらず本音を表わしたりする。このような"心理トリック"をWebサイトにも使えるのではないかと思いこの研究をすることにした。
研究の方法は、たくさんの色についてそれぞれ人に与える影響を調べ、ユーザーが今の気分や体調に合った配色のWebページを選択できる仕組みを作る。今注目されている色彩心理の効果も合わせ、配色を決める。それを元に実際にWebサイトを作る。サイトの構造としては、[メニューからユーザーが今の気分を選択できるようにする。] [同じデザインで配色だけを変えたWebページを作る。] [Webページの内容は「色彩」に関する情報を載せる。] 以上である。