ネットと放送の融合が叫ばれる現在、インターネットにおける映像コンテンツの役割は、日々大きくなっている。そこで今回、私たちはユビキタス時代における映像配信コンテンツについて研究し、実践として「ユビキタスオープンキャンパス」という映像コンテンツを制作した。
私たちは、ゼミで協調性や、表現力、コミュニケーション能力を中心に学んできた。その集大成として、これらの能力を発揮することができる作品のテーマが「大学紹介」の映像コンテンツであると考えた。また、3人での共同作業という事で、それぞれの得意分野Flash・映像・音をコラボレーションした作品を目標とした。
コンテンツを制作するにあたり、まずは現状を知るためのアンケート調査はWebアプリケーションを利用し約250名に協力をしてもらった。次に教員や学生へ対するインタビューをするにあたり、約50人とのアポイントメントをとり、撮影をした。コンテンツの内容としては、主人公の高校生がWeb上で学内を見学し、教員や学生、約50名の生の声を聞けるといったゲーム性をとりいれたものである。今回私たちが制作した「ユビキタスオープンキャンパス」は、現在の通信環境に甘んじて、ただ映像を垂れ流すだけの現在のネット業界とは違い、インターネットによる映像配信コンテンツの本当の価値を指し示したものである。