今日の日本人の食生活において西洋料理を食べるのは当たり前となっているが、そもそも西洋料理が日本の人々にいつ食されるようになったのか、日本の食文化とはどのようなものなのか、日本の食文化がどう変わっていったのかを調べたくなり、本論文を書きました。
西洋の食文化が入ってくる明治時代とその前の江戸時代の食文化の違いを調べて比較してみた。江戸時代では、大名の食生活、武士の食生活、町民の食生活、農民の食生活の4つの食文化に分かれており、それぞれ食文化に違いがあった。そして、明治維新後に西洋の食文化が日本の人々に広まり、日本の食文化が西洋の食文化を取り入れることでどう変わっていったのかを考案する。