最近、毎日新聞主催の「MOTAINAI運動」が全国に広まってきている。その立役者が2004年にノーベル平和賞を受賞した、ワンガリ・マータイさんである。彼女は「MOTAINAI運動」の名誉会長であり、母国ケニアの副環境大臣でもある。そして彼女は非政府組織(NGO)であるグリーンベルト運動の設立者で、1977年に設立してから約8万人の人々が運動に参加をし、今までに3000万本もの木を植樹してきたのだ。
この卒論では、そのグリーンベルト運動の活動を通して、途上国であるケニアと先進国である日本の森林問題について書いている。
このテーマを決めたきっかけは、環境問題は途上国・先進国ともに関係のある問題なので誰もがこの問題に目を向ける必要があると思ったからです。