この作品はあくまでも東京情報大学のさわりについて説明するものです。説明ということにおいてはパンフレットのほうがより詳しく載っています。ではパンフレットのほうが詳しいのになぜこの作品を制作したのかというと、まずパンフレットという文章メインの媒体よりも映像という直感的なもののほうが万人に親しんでもらえると思ったからです。テレビやコンピュータの普及により、私を含め今の若い世代は本を読むことが苦手な人が多いです。つまり大学進学を目指している今の若い世代に効率よく大学を紹介できるのは文書よりも映像であると思ったからです。留学生に関してもなれない日本語を解読してもらうより映像で直感的にどんな大学なのかを伝えたほうがいいと思いました。またさわりの説明しかしないことでこの作品を見た人のもっと詳しく知りたいという探究心をくすぐるといった狙いもこめられています。次になぜCGの作品なのかというと私が東京情報大学に入学しようと思ったきっかけがCGを作りたいという理由からであり、またダブルスクールという形でCGの専門学校にも通っていたので、学生生活最後の大きな行事である卒業論文はCGを使った作品にしたいという思いがあったからです。したがって個人的なこだわりであり、実写ではなくCGでなければ絶対だめということはありません。しかしCGの部分は大学を見学しに来た高校三年生が敷地内を歩くというあらすじなので、この作品を見た人が少しでも自分とシンクロして東京情報大学というものにより興味を持ってもらえたらという狙いもあります。またCGに興味を持っている人に「これくらいの作品なら作れるようになります」というアピールも兼ねています。