千葉県佐倉市で行われた、まちづくり事業『TMO タウンマネジメント事業』への参加と、その中で、地域商店街の再生に、IT化とメディアミックスがもたらす可能性について研究した。特に今回私が着目したメディアは映像メディアであり、それらを活用した地域CMの作成と配信を行った。また、地域コミュニティーの抱える問題や、住民の意見のフィードバックをいかにまちづくりに生かせるかについてで、ITの新しい段階の活用と、アナログの媒体の融合を兼ねつつ研究を行った。特に私が携わった映像メディアでは、商店街のCMも作成し、その中でカメラを通して見えてくる地域活性化のヒントを得た。まちづくり=人づくりの結論は、映像を作る中で地域の人々や地域社会の持つ潜在的な魅力を引き出す点にあると考えられ、それらを生かすツールとしてのメディアでありITであることを発見した。
また、映像コンテンツを配信するメディアを複数用意して、それぞれを住民がどの程度活用できるかも研究した。