アメリカとキューバのベースボールと教育 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成16年度卒業研究概要集] [平成16年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
柴 理子 ゼミ 平成16年度卒業論文
アメリカとキューバのベースボールと教育
遠藤 準太

アメリカとキューバのベースボールの比較をしてみた。アメリカでは、メジャーリーグがあり、ベースボールでは、世界最高の舞台がある。キューバでは、オリンピックで常に金メダルを狙えるベースボールを行っている。そのベースボールの発展の仕方や選手の育成について述べていきたい。

第1章では、ベースボールの誕生から、アメリカとキューバのベースボールの発展について考察し、比較をしてみた。両国ともに共通点と違いがあった。アメリカとキューバでは、ベースボールは「遊び」から発展していったのであった。

第2章では、教育機関の違いを比較してみながら、選手の育成の違いを比較していく。共通点もあるが、アメリカとキューバの資本主義と社会主義といった面で国家の取り組み方の違いがわかった。

第3章では、現在行われている両国のベースボールについて比較してみた。両国では、プロリーグが存在するが、選手の給料の違いや資本主義と社会主義という違いからプロリーグの経営の仕方の違いなどがあげられた。補足ではあるが、両国ともにプロリーグが存在しているが、日本で考えたらアメリカのプロ選手は、日本のプロ野球選手で、キューバのプロ野球選手は、日本で言うアマチュア野球(社会人野球)の扱いであったのである。これは、わかりやすいように大雑把に分けたが、そこに存在する選手は両国ともに超一流という選手ばかりなのであった。