WEBサイトに於けるユーザビリティについての研究 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成16年度卒業研究概要集] [平成16年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
笹間 宏 ゼミ 平成16年度卒業論文
WEBサイトに於けるユーザビリティについての研究
北澤 栄規

インターネットの発達と共に、Webサイトも発展してきた。情報を制作者が意図した通りにユーザーに伝えるためには、情報が伝わりやすいWebサイトを作る必要がある。そのための条件として、解り易い構造、使いやすいナビゲーション、情報を読み取りやすいレイアウト、の3点を備えていることが重要だと考える。今回の研究では、Webサイトに於けるユーザビリティをいかに向上させるかをテーマにする。

研究の方法は、自分でWebサイトを制作し、他のサイトと比較する。その上で数人にアンケートを採り、制作したWebサイトのユーザビリティが高いかどうかを検証する。

今回は自分のバンドのサイトを制作して他のサイトと比較する。構造は一番ポピュラーで解り易いツリー構造にする。バンドのサイトということなので、コンテンツは、テキストだけでなく画像や音データ等も扱うので、それらを効果的に見せるために、ナビゲーションをヘッダ型にする。

同じゼミの3年生に協力してもらい、制作したサイトを含む3つのサイトに対するアンケートを実施した。対象サイトは以下の3つである。

『愛生会』http://www.aiseikai.or.jp/

『東京情報大学』http://www.edu.tuis.ac.jp/index.html

『FULL-STREAM OFFICIAL WEB SITE』http://www.full-st.com/

結果は、自分の制作したサイトの一番評価が高かった。今回制作したサイトのユーザビリティは高かったことは証明された。しかし、だからといってこれが唯一の答えという訳ではなく、無数にある答えの中の一つに過ぎない。常にどうしたら上手く、解り易く伝えることができるのか、ということを考え続けていく必要がある。