情報化・国際化に向けて変化していく社会の中で、誰もが対応しなければならない基礎たる法律のひとつである「著作権法」に注目し、ユビキタス社会に必要不可欠な情報の基盤であるインターネットとの関係を見直し、ともに高度に発展する二者がどのような関係にあるべきか、また、どのように成長すべきかを考察した。さらにそれを利用し、享受する我々と企業は、これからどう付き合っていくべきかを研究した。
著作権の根本的な部分を揺るがすインターネット、コピーによって窮地に立たされている企業、創造性の土台たる知の根幹、パブリックドメイン、これらを管理し運用していくシステムのありかた等、近年改正された著作権法を中心に考察した。