2003年の12月より地上波デジタル放送がスタートして新たなサービス展開を開始した今日、テレビ業界全体が新たなステージへの移行が始まった。　2003年12月1日から、関東・近畿・中京の3大広域圏で、地上波のUHF帯を使用して開始されたのが地上デジタル放送である。地上デジタル放送では、デジタルハイビジョンの高画質・高音質番組に加えて、双方向番組、高齢者や障害者にやさしい福祉番組、暮らしに役立つ最新情報番組などが予定されている。現段階において、まださまざまな問題点があるが、地上波がデジタルになることでの特徴とそれによる効果をあげてみた。　また一足先にデジタル放送を開始した衛星放送のサービス内容についても調べ、それらが今どのような状況にあるのかも追求した。