現在、私たちのとりまく環境の中でパソコンはなくてはならないものになっている。それに伴って、インターネットも普及した。さらに携帯電話の普及により、より便利で身近なものになり、インターネットは私たちの生活に欠かせないものになっている。そして、今や小中学生が学校でパソコンを触り、ホームページまでをも作ってしまう時代になった。
WebサイトもFlashなどの動画コンテンツや、デザインの凝ったものなどが増え、ヴィジュアルは煌びやかになったといえよう。高校生の頃からパソコンやインターネットを使っているが、それらの進化をマジマジと見せつけられている。
私個人としてホームページは授業の一貫として作るにとどまっていたが、去年(2003年)の翔風祭でのゼミの発表で「情報デザインをしてみたかった?」というテーマで、もともとあった学内情報誌「Campus Now」のWebサイトをもっと親しみやすく、見やすいものへとデザインし直すという作業を行う機会があった。その際、つい情報デザイン=Webデザインと捉えてしまったが、そもそも情報デザインとは何を指すのか、そしてその目的は何か、また、Webサイトにおけるデザインの良し悪しとは何なのかということに疑問を抱き、卒業論文のテーマに選んだ。
この論文では、よりよいWebサイト制作のため、技術面(タグ、CGIなど)ではなく、ユーザーを中心に考えたサイトのデザインとはどういうものかということを論じた。