リメイク映画の比較・研究 [東京情報大学] [情報文化学科] [平成16年度卒業研究概要集] [平成16年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
伊藤 敏朗 ゼミ 平成16年度卒業論文
リメイク映画の比較・研究
川邊 将司

本研究の目的は、映画制作・興行においては同じモティーフの再映画化、すなわちリメイクがしばしば行われてきたが、近年ではその傾向がより顕著なものとなっている。その理由としては、企画力の欠如や、原作の映画化権料の高騰、知名度・話題性など興行面の要因などがあると思われる。一方リメイク映画は、話題性や知名度などありながら、内容的には高い評価を得られないことがしばしば多いとも言われる。そこで本論においては、いくつかのリメイク映画をとりあげて、オリジナル映画との比較研究をおこない、その興行性や芸術性など、幅広い角度から詳細に検討した。

ハリウッドでは、国外の映画がリメイクされることも多くリメイクブームを牽引している。日本映画もしばしばハリウッド流にリメイクされるようになってきたが、そのようなリメイク作品では、オリジナルの備えていた感性が喪われ、内容的に成功していないように思われる。このようなリメイク映画の得失や功罪について調べ、映画のもつ作品性やオリジナリティ、興行性と芸術性の問題、今後のリメイク映画の展望や可能性などについて述べる。