字幕と吹き替えの翻訳の違い [東京情報大学] [情報文化学科] [平成16年度卒業研究概要集] [平成16年度ゼミのリスト] [ゼミ学生一覧]
伊藤 敏朗 ゼミ 平成16年度卒業論文
字幕と吹き替えの翻訳の違い
植松 健太郎

映画が世界的に流通するメディアであることにともない、そこに使われている言語を翻訳して伝える上では、字幕によるものと吹き替えによるものとの二つが行われてきたが、それぞれの方法には、長所、短所があり、観客の反応や評価にもさまざま相違が生じるところである。本研究では、まず、字幕映画と吹き替え映画の歴史的発展の経過について調べる。次に、字幕と吹き替えの映画に対して、観客はそのような方法の相違から、どのように異なった印象を受けているかについて検討を加えた。また、どちらの翻訳方法が、より観客に好まれているかなどについて調査し、今後の映画翻訳のあり方について考察する。