この作品は、学校行事に参加する学生達の表情を追い、達成するまでの辛さと自分達で創り上げることの楽しさや喜びを表現することを目的にして取り組んだ。
実現するかどうかは現段階では未定だが、情報センターもしくは学生会館のオンデマンドで公開することを想定し、本作品を制作した。撮影を行うにあたって、翔風祭実行本部及び当日模擬店に参加する有志団体・部・同好会の学生に協力をお願いした。
祭りは運営する人間だけでは成り立たない。参加している学生達や来校者の様子を見てもらうことで、実行本部の在り方を再確認する。また、2日間の翔風祭の為に夏以前から準備を進めてきた実行本部員や参加している他部・同好会メンバーの努力の様子を見てもらい、今まで翔風祭に興味のなかった学生、ひいては新入生にも翔風祭に対する関心を深めてもらう何らかのきっかけになれば良いと思っている。
本作品の題材としてとりあげた「翔風祭」は今年で16回目を数える。今後も盛り上げ存続させていく為に必要な要素は何かという問いかけを「映像」という形で私のメッセージを発信し、実行本部員・学生双方が発展・改善してゆく手掛かりとなるよう、自分自身意識して制作したものである。