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笹間 宏 ゼミ 平成15年度卒業論文
錯視の原理とその利用方法
和田 徹

私たちが生活している上で「錯視」という言葉はあまり聞くことがない。自分の周りを見渡して、風景や人物、物体が見えるということは、ごく当たり前のことで、それを不思議に感じることはないはずだ。しかし、いつも見慣れているものが場所や見方によって、その大きさや色が変わることがある。この研究では錯視の原理、特に幾何学的錯視図形というものを中心に考え、さらに生活での利用方法を研究することが目的である。

ミューラー=リヤーの錯視、エビングハウスの錯視しか研究していないが、他にもたくさんの錯視がある。錯視は見て楽しむことが1番の目的というのは本当だと思う。無理に私生活などに利用したとしても、必ずメリットとデメリットが出てしまうはずである。最初から分かるようなことだが、錯視は見て楽しむということをこの研究を通して改めて感じたのである。