ここ数年で格段に性能をあげた情報端末の一つにカーナビゲーションシステムがある。従来の位置情報の取得にとどまらず、双方向性の実現のもとで、トヨタのG-BOOK、ニッサンのカーウィングス、ホンダのインターナビと、大手自動車メーカーがそれぞれ新たな総合情報サービスを相次いで展開している。
本論文では、こうしたカーナビの最新動向を整理するとともに、独自のアンケート調査を行い、カーナビに対するユーザーの意識や期待、新しいサービスに対する認知度などについてまとめた。