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小宮山 隆 ゼミ 平成15年度卒業論文
ブロードバンド環境における広告効果 〜インターネット広告はどう変わるのか〜
鈴木 一弘

広告は既存の媒体に加えてインターネットという新しい市場を開拓してきた。インターネット広告は企業が、企業広告を行う際に自社のホームページを使い広報し、自社・商品ブランドを認知させるためにも行われてきた。インターネットの急速な普及にともないほとんどの既存企業としてもその活用なしには生き残れない時代となり、そのためインターネット広告は企業にとって将来性を期待させる有望で新たな広告市場としても注目を集めている。

インターネットが登場した当時は技術的な制約もあり、思ったように表現できず、また新聞、テレビなどから比べるとあまり信用される広告媒体としては見られなかった。しかし、コンテンツとしても広告としてもクリックという既存の広告ではできない展開方法として双方向機能に特化して展開をしてきた。そして近年のブロードバンド化により表現の幅も広がり大容量な映像まで流せるようになった。このような広がりを見せる中、インターネットはTVに次ぐ2番目に接触時間の多いメディアであり、マスメディア並みに生活に欠かせない地位を築いたとも言える。

本論ではブロードバンドがインターネット広告にどのような影響を与え、既存のインターネット広告との比較をしていくと共に、どのような効果を生み出して、今後の発達にどう影響を与えていくのか、これからのニューメディアとしての可能性について追求していくものとする。