サブリミナル効果とは、サブリミナル・プログラミング法:認知閣下の強さ(速い速度・小さい音)で露出する方法を用いて、潜在意識を活性化すること。意識されないレベルで呈示された刺激の知覚によって生体に何らかの影響を及ぼすことである。
サブリミナルの手法としては、視覚系と聴覚系がある。
・視覚系では・人に見えないほど画像をフラッシュさせる方法・隠し絵のように絵やメッセージを画像の中に忍びこませる方法などがある。視覚系の手法として有名なのが、1995年5月のTBSオウム真理教関連番組の中で、サブリミナル効果を狙った麻原彰光の顔のカットが挿入された。
・聴覚系では・人に聞こえないほどの高音域や早回しの状態を利用してメッセージを吹き込む方法・音声を前後逆回しにして吹き込む方法がある。
サブリミナルの歴史はフロイトとユングによる"潜在意識"と"顕在意識"人間の心は2層からなる研究から始まる。潜在意識とは、幼少期・思春期・そして現代に至るなでの想い・性質・性格・能力などの気質となる部分。顕在意識とは、物事を選択・決定し欲望を形成・創造する部分。
サブリミナルの実験として有名なのが、1956年アメリカ・ニュージャージ州フォートリー-の映画館で3000分の1秒だけ5秒ごとに、"eat popcorn""drink coke"と流したところ、ポップコーンが58%アップ・コーラが18%アップ
現在では、スポーツ選手の精神強化・集中力強化訓練・学生の進級率向上・リュウマチ・慢性頭痛・ガンなどの慢性痛軽減効果などにも用いられている。
今回実験に用いた機材は、EPSON ENDEAVOR(ノンリニア編集機) DV,S-VHSのビデオデッキである。
実験1は3本のCMをつなげ約1分の映像を3本作成。作成したそれぞれの映像の中に1フレーム・2フレーム・3フレームのサブリミナル画像を挿入。何フレームが一番認識しずらいかを実験。
実験2は3本のCMをつなげ約1分の映像を2本作成。作成したそれぞれの映像の中に、背景色白と黒のサブリミナル画像を1フレーム挿入。何色がサブリミナル画像として適しているかを実験。