横澤 美紀 ゼミ 平成14年度卒業論文
輝度測定用制御アプリケーションの作成
飯干 琴絵

今回の私のこの卒業研究において画像測定を行う事より画像測定のできるプログラムを作成することに重点を置いている。

人間の目による画像評価だと感覚が異なるため個人差がでてしまったり、カメラで画像をとりデータをパソコンで取り込み画質評価をする手段もあるが、正確な値を測定するためには、専用の輝度計を使う必要がある。そのため色彩輝度計BM-7という測定機を使い輝度を測定するのだが、BM-7のみだと数値しか読み取る事ができなく、わかりにくく多用しにくいため、BM-7とパソコンを繋げてパソコンにインストールしたソフトによって制御する。それによってグラフ化したりパソコンにデータを保存することが可能となる。

既存の制御アプリケーションに、HarveyScope3.0(ハーベースコープ)がある。色彩輝度計や分光放射計を制御するためのソフトウェアであるが様々な機能がついているものの、今回の測定にとって必要のないデータも表示されるところがあるため見づらい。そのため必要のない部分は削除し測定者にとって見やすく、また新たな機能を追加し制御するアプリケーションを作成することを目的とした。今回プログラム作成するためにVisualBasicを使うのでプログラムの勉強も兼ねて理解し向上することも目的とした。