自分がインターネット時代の若者であり、一人のインターネット依存者と自覚した以上、それは一体何か、なぜ依存するのか、それを克服するためにはどうしたらいいか、正しくインターネットを活用するためにはどうすればいいかなどについて、どうしても卒業論文として調べて纏めたいと思った。
1章では、まずインターネット依存とは何かについて、その定義、分類、そして習慣としての線引きをどこからとするかなどについて纏めた。2章では、なぜ依存するようになるのかについて、好奇心,現実逃避、ストレス、ロマンス、セックスなどの原因を考え、それぞれについて分析した。3章では、これらの依存(症)の症状とそれを克服するためにはどうしたらいいのかについて、自分自身での回復対策、パートナーとの関係における症状と対策、子供の場合の親としての対策、(大)学生やサラリーマン,労働者が依存症になった場合の周囲取るべき態度や環境対策などについて、細かく分類しながら
整理し一部対策を提案した。5章では、改めてインターネット依存(中毒)の弊害を考えた上で、いくつかの課題について自問自答し、あせらず回復の過程を見つめること、そして10項目の回復チェックポイントを提案した。この論文を書いたことがきっかけで改めて自分と正面から向き合う決心をすることができた。自分を直視しコントロールする力を身につけるために役に立てばとても嬉しいと思う。