中島 淳 ゼミ 平成14年度卒業論文
WEBデザインとは何か
山崎 哲史

情報大に入学し数多くの知と情報に触れることができた。その中でもとりわけWWWは在学中の4年間に爆発的に発展し、もはや一つの情報通信技術に留まらず、文化、あるいは文明といっても過言ではないくらいに急成長した。大学入学以前は表現芸術に関心を持っていたが、入学し「情報」に関する教育を受け、WEBページの制作を経験したあたりから自分の中で「情報」と「表現芸術」が融合し始めた。

本論では前半でデザイン、WEBの概要をまとめ、後半では2001年前後のWEBデザイン状況について、さらに在学中メディア社会実習として2度企業WEBサイトの制作を行った成果を報告した。また、2002年に情報大の学旗デザインの募集に応募し、最優秀賞を受け採用されたため、デザインの観点から制作過程を解説した。

「情報をデザインする」というコンセプトは古くからあったが、ソフトウェアの進化、さらにインターネットの発展によって、その表現の可能性や影響力は拡がりつづけている。そして個人的にはこの分野で専門性を高めていきたいと思っている。本論文は情報大在学中にかたちにできたものを集約したものである。