昨今、IT技術の教育への活用が急速に進んでいる。IT技術を使った教育は従来の教育に存在していた地理的・時間的制約を解消し,更に教育それ自体の意味を変える可能性を秘めている。本研究は,日本よりも圧倒的に進んでいるアメリカの高等教育Distance Education(インターネットを使った遠隔授業)の実態を調べると同時に、アメリカの高等教育事情を合わせて調査する事で、Distance Educationを浸透させた要因を考え、日本でのDistance Education(遠隔授業)の適用の可能性と、その問題点を考察した。