中島 淳 ゼミ 平成14年度卒業論文
変わる世界 〜インターネットは体の一部
渋沢 匡

私たちが今、生きているその瞬間にも世界では、時々刻々と数え切れないおどの変化を遂げている。住んでいる地域や、日本国内にとどまることなく、世界中で起きる様々な出来事について、今ではテレビの前で、あるいは新聞紙上で時間の差を感じることなく知ることができる。それだけ、現代の情報の速度というものは進んできている。地球全体の数え切れないほどたくさんの人々が作っている情報が、ほとんど光の速度で自由に流通してしまう世界が出来上がってきている。

その中でインターネットは重要な位置を占めていくと考えられる。現段階で、特に日本について言えば、インターネット利用の大半が企業であるが、インターネットの持つ可能性というのは、企業内での利用に限定してしまうことなく、私たちの生活習慣までも変えてしまうほどのものである、と考えている。しかしまた、普及が進むにつれて、インターネットの抱える数多くの問題も、浮き彫りにされてきていることも否めない事実である。本論では、特に家庭内での利用を中心に考え。インターネットの持つ魅力と問題点を取り上げることにより、これから先どのような形で進んでいくべきなのかを考察した。