近年コンピュータグラフィックス(以後CG)制作環境はますます身近なものになってきた。基礎的な知識と環境さえあれば、フリーソフトを使って誰でも気軽に、ゲーム感覚でCGを作り出すことも出来る。大学に入学し3DCGソフトShadeを購入し、書籍を購入し、インターネットで情報を検索し、苦労して独学でマスターすることができた。
ここ数年、東京情報大学は学ぼうとする学生にとってはとてもよい大学になってきている。4年前はCGを学べる場がなかったように思うが、現在はCG演習が開設され、コンピュータ実習室にいくつものCGソフトがインストールされ文化学科の学生は2年次にCGの基礎を学ぶことが出来る環境が整った。中島ゼミの研究テーマが「インターネットを利用した教育システムの研究」であるが、先生がCG演習のShadeの担当でもあるため、この授業を充実させるインターネット教育支援ページ「A.C.S.2」(カクス2)を立ち上げることにした。演習で基礎を学んだ後輩がこの学習コンテンツを利用してさらに技術を向上させてくれることに役立つことを期待したい。