小宮山 隆 ゼミ 平成14年度卒業論文
MSNメッセンジャーのクローンをつくる
中斎 紀夫

・目的

MSNメッセンジャーは非常に便利で、利用している人も多いと思う。けれども、それはWindowsもしくはMac OSが対象のソフトであり、UNIXやLINUXを使っている人には利用できない。

そのため、UNIX系ユーザーのためのMSNメッセンジャーのクローンが開発されている。私はそのうちの3つを試してみたが、どれも"いまいち"使いにくく、本家と見比べても少し見劣りがすると思った。

そこで、プラットフォームを問わないというJavaの特性を活かし、より優れたクローンを作ろうと思い、これを卒業製作にすることに決めた。

・内容

1.Javaを使った理由

Javaの特性について説明し、また何故javaを選んだかについて述べた。

2.MSNメッセンジャーのプロトコルについて

MSNメッセンジャーのログイン処理、メッセージの送受信のプロトコルの詳細について述べた。また、MSNのサーバー(Dispatch Server、Notification Server、Switchboard Server)の役割についても書いた。

3.このソフトについて

このソフトの使い方を示した。またバグ、これからの修正点等についても記述した。

4.最後に

反省点、学んだことなどを最後に述べた。

私はこのプログラムを書いたことにより、アプリケーションプロトコルとはなんたるかを少し理解し、swingの使い方やjavaの使い方を大体は身に付けることができたと思う。

これからも、より一層勉強し、java言語を完璧に身につけたいと思うとともに、他の言語にも積極的に挑戦し、技術の幅を広げていきたいと思う。