小町 眞之 ゼミ 平成14年度卒業論文
FMバイナリィグレープ(ラジオ番組:32分49秒)
都築 寿文

「東京情報大学の学生のために学生が作る〔バイナリィグレープ〕というFMラジオ局がありました」という設定で、学生が大学に来る朝から帰宅する夕方までの一日を通す番組構成になっています。

局名となっている〔バイナリィグレープ〕の由来ですが、バイナリィは2進数のことでアスキーと並んでよく使う言葉であることから、情報大っぽいかなぁという理由でつけました。グレープは、もちろん大学のシンボルマークから来ています。当初、バイナリィステーションという仮題でやっていたのですが、自分の作品に「〜ステーション」というものが多いので、この名前にしました。

番組構成は時間の経過を表現するため、ある情報番組が朝・昼・夕方の3つに分かれていて、そのあいだにいくつかの箱番組を挟む、という形をとっています。情報番組は、現場リポートなどを入れて、学生(リスナー)がいま知りたい情報、必要な情報は何なのかを考えて作りました。そして、あいだに挟む箱番組は、午前は大学側から学生へ向けての「学生のためになる」真面目系(就職講座)を、午後は逆にリスナーが聞きたいと思うようなバラエティ系(クイズ・トーク番組)を配しました。また、各番組の合間には、この局のスポンサーということで、「情報大学」と「LVT」のCMを入れています。

友人やLVTの後輩たちの多大な協力を得て制作された、都築寿文集大成のラジオ番組です。