私が、卒業論文に取り上げたものは、みのもんたの「しゃべり」である。なぜ、彼の「しゃべり」を論文にしようとしたかと言うと、彼は司会者として多くの番組に出演している。それは、「キャラクター」だけではなく、みのもんたに何かしらの魅力があるからじゃないかと考え、彼に注目したのである。そこで、彼の「しゃべり」における「間の使い方」・「リアクション」が上手いことに気がついた。この「しゃべりの間」と「リアクション」について、雑誌・ホームページやビデオで番組を録画して、みのもんたの「しゃべり」についての特徴を調べたのである。
まず彼が出演している番組を紹介し、その中での「しゃべり」の特徴を、まとめて挙げている。そして、彼の「しゃべり」の上手さの原点となった少年時代に体験した露天商の「会話術」を取り上げ紹介している。