小町 眞之 ゼミ 平成14年度卒業論文
蔵王ジャンキー工場Light
銭谷 秀一

作品時間 23分

動機

毎週決まった時間にお笑い芸人が色々出ているおもしろい番組がある。それを毎週楽しみにしていた。友達も皆「その番組はおもしろいよね〜」と言って首を縦に振ってくれた。その時に私は、皆が言う楽しい番組とは何なのか?「おもしろい」番組とは何なのか?と言うシンプルな疑問が浮かんだのが始まりである。気になって友達に相談してみたら「じゃあ自分らで作ってみれば少しはそれについて分かるのでは?」ということを言われ友達と計画し制作することになったのである。

作品内容

オープニング:激しくメタルな音楽と、それに合わせて激しく踊る出演者逹、さらにそれにエフェクトを加えてより激しくしプロローグからヤル気満々を演出

1、職業病:道端で何やら苦しそうにかがんでいる人がいる。そこへ通りかかった一人の男性が「どうかしましたか?」と声を掛けると、かがんでいた人が振り向く。そうすると歌舞伎のメイクをした人で、声をかけた人が驚く。

2、巨人軍5軍キャンプ:コーチと5軍選手2名で昇格を目指し頑張っていく、というものである。選手はコーチの事を信頼しどんな課題にも文句を言わず必死にこなしていくスポ根もので、練習内容にはキャッチング(ロケット花火を)、バッティング(ロケット花火を)など一番過激な演出をしてある作品。

3、企画一課:新しいユニットの名前を考える、というもの。

4、青影:忍者が上の人の命令で敵のお城から巻物を盗んでくる、と言うミッションもの。夜に紛れてお城に侵入し無事巻物をゲットして帰ろうとするのだが…

5、ウィリアムテル(仮):一人が頭の上にりんごを乗せ一人がそれを銃で撃ち落そうとするが、失敗して人に当たる。

6、自暴自棄寿司:一人の寿司職人が、客の嫌がらせにより嘘の注文を受け、配達しても「頼んでいない。」と断られ、それを繰り返していくうちに何もかもが信じられなくなっていく。と言う人間不信になっていく過程を堪能できる作品である。

7、エピローグ:銃を手にした人が無邪気に鉄砲をふりまわしているシーン。発砲することにより終わりをイメージしてある。