伊藤 敏朗 ゼミ 平成14年度卒業論文
東京ディズニーランド 〜その魅力の根源〜
白尾友美

本論において研究対象とした「東京ディズニーランド」は、1983年のオープン以来、順調に来園者数を増やし、2002年11月8日には、ディズニーランドとディズニーシーを合せて、3億人目の入場者を迎えた。ディズニーランドだけで見ても、1997年には2億人の観客動員を果たし、その95%以上のゲストが以前に1回以上ディズニーランドを訪れたことがあるリピーターである。開園から19年と長い期間が経つにもかかわらず、順調に動員数を増やし、また新たなアトラクションも50億円という資金で建設中である。わが国の大型娯楽施設において、これほど成功している事例はほとんどないと言ってよい。なぜ人々はこれほどまでにディズニーランドに憧れ、そして何度行っても楽しい場所であり続けることができるのか、その魅力の根源をさぐるため、本論では、ディズニーランドの創始者ウォルト・ディズニーについて、ディズニーランドの発展の歴史について、また、ディズニーランドの運営方法について、その内側と外側から調べ、明らかにした。