石塚 省二 ゼミ 平成14年度卒業論文
リサイクルについて
小出 晋也

二十世紀後半、先進国に住む私達が過剰な豊かさを求めた結果、環境破壊が深刻化し、地球上に生きるすべての生物の生命を脅かしはじめました。大量生産、大量消費の過程で、二酸化炭素やフロンガスを大気中に排出し、温暖化や酸性雨、砂漠化、オゾン層の破壊を引き起こしてきました。これらの環境破壊が食い止められなければ、21世紀後半には人類の生存さえ危うくなると言われています。

そこで、私達が行動を起こすことが必要です。20世紀に作られた大量生産、大量消費の社会から循環型社会への転換が迫られています。その転換のための一つがリサイクルです。

近年、家電リサイクル法や容器リサイクル法といった私達に直接関係してくる法律が作られています。国や企業ではなく、商品を最後に受ける私達が行動を起こさなければリサイクル成立しません。 

しかし、現在のリサイクルシステムには毒物が混入する危険や、下位の用途がないといったいくつかの問題があります。

この様な問題にどのように対処していけば良いか私達、消費者の立場で考えていきます。