この論文は、新日本プロレスを中心とした格闘技の世界の歴史をたどる。新日本プロレスも三十年の歴史があり、創設者アントニオ猪木の創設当時の苦難から始まり、数々の問題があり、崩壊の危機を乗り越えを捉えたものを現在に至るまでまとめた。そして、結局この論文で述べたいものはその歴史の中でプロレスとメディアとの深い関わりであり、過去〜現在に至ってはこの二つは切っても切れない関係であるのと同時にプロレスだけでなく格闘技全体とメディアの関わりを示したものである。