近い将来、人間が宇宙にも住むようになるのは確実だといわれている。爆発的な人口増加によって引き起こされるエネルギー問題、食料・資源問題などを解決するためにも人類の生活圏を拡大し、人口の増える余地をつくる事は大事である。そこで考えられる人類の宇宙への進出方法について。
目次
はじめに
第1章 人類はいつまで地球に住めるのか
1地球温暖化
1)陸地の水没
2)異常気象
3)感染症
2天体衝突
3太陽の寿命
第2章 宇宙への進出
スペースコロニー計画
概要
オニール教授の提案
ドーナツ型の居住区
月の利用方法
問題点
火星
変化に富む表面の地形
火星の気象
火星に水はあるのか
いびつな形の2つの衛星
火星から飛来した隕石
火星移住計画
ホートン・火星プロジェクト
1火星探査のシミュレーション
2火星居住実験
火星での食糧問題
火星食第一号
第3章 テラフォーミング
火星温暖化計画
テラフォーミングの対象
・「地球型惑星」と「木製型惑星」
金星のテラフォーミング計画
故カール・セーガンの計画
金星から火星へ
火星のテラフォーミング
1巨大な鏡
2炭素質物質
3衝突エネルギー
温室効果ガスによる火星のテラフォーミング計画
第1段階 火星を暖める
1フロンガスの散布
2南極冠のドライアイス
3溶け出す永久凍土と北極冠
4よみがえった火星の海
第2段階 酸素を生み出す
テラフォーミングがもたらすもの
テラフォーミングで地球の理解が進む
テラフォーミングによる身体の変化
火星の重力
人体の変化
心臓の機能低下
火星移住者は地球に戻れないのか?
人類の進化
脳の巨大化
おわりに